鳥取県獣医師会からのお知らせ

2020/07/28獣医師(広島県内)におけるSFTS感染発症事例について



広島県において、本年6月にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)感染猫との接触が原因と考えられる獣医師の感染発症事例が報告されました。

鳥取県獣医師会会報7月号でも注意喚起したところですが、人も動物もマダニに咬まれる機会が増える季節となりました。マダニ防御対策を講じるとともに、病気の動物に接触する機会が多い獣医師におかれましては、動物の体液からの感染を防止するよう接触感染防止対策の徹底が必要です。




 【経過】



  広島県内の獣医師が、6月8日にSFTS感染が疑われる猫を治療し体液に接触。翌9日に猫は死亡。6月10日に猫のSFTS感染を確認。



  当該獣医師は治療後11日後に、発熱や全身倦怠感等の症状を発症。6月25日にSFTS感染が確認された。マダニによる傷がないため、広島県は猫が感染源と判断。